今回は富士通に新卒でSEとして入社し、1年半で辞めた元社員にインタビューをしてみました。
富士通といえばPC等のハードウェアで有名な日本を代表する企業ですが、働く環境は過酷なようです。今回は少しでも富士通に就職・転職をしようと思っている人のためになれば幸いです。
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目次
富士通に入るまでの経緯を教えて下さい
就職活動では教育現場を支援するサービスに携わりたいと考えていました。富士通やNECは電子黒板を提供しており、発達障害のある人に対してもソフトウェアを提供しているという情報を見て、大企業でチャンスがあるのではと思い、興味を持ちました。
大企業の方が資金があるため、より大きなチャレンジができるのではないかと思い、エントリーシートを書き、面接を受けました。
エントリーシートではどんなことを書きましたか?
あまり覚えてませんが、大学生時代に力を入れたことと入社して挑戦したいことを記載しました。私は大学時代のバイトでのエピソードを記載しました。挑戦したいことに関してはICTの技術を用いて、社会の格差をなくして貧困や学習障害の教育格差をなくしたいということを書きました。
選考フローはどういう形で進みましたか?
面接は3回でした。
1回目が現場の担当者と面接しました。2回目が人事部の人、3回目の面接が人事部長・マネージャークラスの人と話しました。
1次では、学生時代の話と留学の話を深堀りされました。
2次では、学生時代に力を入れたことについて深く聞かれて、エントリーシートに書かれていたことやなぜSEがいいのか?富士通でなければいけない理由なども聞かれました。
3次では、確認のような形で結構怖かったのですが、履歴の確認や富士通でやり遂げたいことをあっさり聞かれたような形でした。
入社してからはどのような経歴になりましたか?
8月まで研修で9月に配属され、1ヶ月間は研修を受け、10月から本格的に業務に携わりました。1月から担当業務が増えて・・・・という形でした。
最初の研修はどんなことをしましたか?
4月から1ヶ月は全体研修で同期950人ぐらいで1クラス40人程に分かれて、自社の研修施設の中でマナー研修、ロジカルシンキング研修、会社理念の説明などを受けました。
その後は職種別の研修を3ヶ月程受けました。私はSEだったのでメインはJavaの研修を受けました。開発演習等を含めて受講しました。内容は習熟度別に分かれていたので初心者でも理解しやすかったです。
ただ、大学でJavaを勉強していた人にとっては物足りない内容でした。
最後の1ヶ月はバランス良く6人程度のグループに分かれてECサイトの開発演習をやりました。
研修後は部署別で研修がある部署では研修を行い、研修がない部署ではそのまま本配属という形でした。
最初に配属されたのはどんな部署でしたか?
公共サービスに携わる部署でした。顧客に常駐ではない形でした。形式上は常駐という扱いでしたが、別のオフィスがあるという形でした。
一番最初にやったのは議事録の作成、備品の管理、忘年会の幹事、自己紹介パワポの作成、電話対応等の雑用でした。
基本的に上記は派遣と新人の仕事なので、時間外の電話対応やトレーナーがやる会議の議事録は必ず書いてました。トレーナーの補佐も仕事としてありました。
議事録を書けるようになるのが新人の最低限の役割だったのでまずはそこから真剣にやりました。
その他では内部で数値管理するものをVBAでマクロを組んで作るなども演習としてやりました。
担当の仕事が決まってからはどんな仕事をしてましたか?
担当が割り振られ、下請けの会社に打ち込まれて、一人孤独に下請け会社の人に教わりながら開発の知識をつけていきました。入社して丁度1年目が終わる3月ぐらいまでは上記のような状況でした。
1月ぐらいから担当業務が増えたので同じ部署の先輩に教わりながら、サーバー側の仕事をやりました。サーバー構築や顧客の質問対応等をやりました。
5月には新しく担当になった業務が先輩1人と自分で業務量が増えて、お客さんの資料の作成や下請け業者とのやり取りや一人でお客さんの質問対応をしてきました。
富士通からの転職を考えたのはいつでしたか?
1年目の終わりでしたね。
配属されてすぐに任せられる仕事がないと言われたのが衝撃的で実態としてはプロパーは何もしてなくて、開発をしているのが下請けの人というものがショックでした。
自分は開発ができると思って入ってましたが実態が違ったのです。身につけたいと思っていたスキルが身につけられないという事実を知ってしまったのです。
また、公共という部署に配属されてしまったので教育側の仕事にいくのが難しいコースとなってしまい、自分がやりたいことに携わるまでに何年かかるかわからないという状況になってしまったことも影響してます。
そこからどういう形で転職するに至りましたか?
仕事がどんどん増えて、忙しすぎて、土日も休みが無く、体力がもたなくなってきました。
限界を迎えたのが6月、7月ぐらいでした。丁度トラブル続きで元々予定していた予定も全てキャンセルせざるをえなくて、プライベートに侵食しました。
忙しすぎてメイクをする時間や気力もなく、目標も見失ってしまい、このままだとまずいなと思い、転職活動をしました。
最後に富士通に就職や転職を考えている人に伝えたいことはありますか?
SEはとにかく激務だと思います。
部署によって働き方が全然違うので気をつけたほうがいいと思います。
また、ミドルマネジメント層が居なくて25~30代がいないところが多く、下請けの人に教わらなければならないという事象もある一方で、自分は下請けも管理しないといけないというジレンマがあると思います。
古い慣習が多いので無駄が多いことも事実です。例えば、やたらと飲み会をしたがったり、会議が2時間以上かかるのが当たり前という点や1つのメールを出すにもトレーナーの確認をとらないといけない等もあります。とにかく申請や上司の許可を取る必要があるという点ではやりづらかったです。
逆に良かった点としては研修が多い点や同期がたくさんいるので気が合う人は見つけやすいと思います。また、残業代が1分単位で出ていたのでそういう面ではしっかりしています。
最近は社長が変わって服装自由化やジョブ型採用も進めているので変化はあると思います。そういう点に共感できる人はいいのではないでしょうか?
編集後記
いかがでしたでしょうか?富士通は営業の人は余裕をもって働いているイメージがありましたが、SEはかなり激務な様です。その中でも新卒としては研修は充実していて、企業内で使える人材を育てていこうとしている姿勢は見受けられます。
富士通への転職・就職を考えている方へ
SEは激務という話でしたが、「大企業のネームバリューがほしい」「日本を代表するメーカーに転職したい」という方にとっては富士通は良い就職・転職先だと想います。
転職を考えている方はDODAに登録すると良いでしょう。検索結果でも富士通の案件が出てくるほど、多くの案件を取り扱っております。
また、アクシスコンサルティングでも富士通の転職に関して触れている記事がありますので参考にしながら転職活動をすると良いでしょう。

