転職で「市場価値」を高めるには?診断する方法は?

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「市場価値」という言葉をよく耳にするようになりました。日本に深く根付いていた終身雇用制度が崩壊し、転職が当たり前化した世の中になってきました。

2019年のデータでは転職者330万人で前年同期比27万人増と年々増加していることがわかります。(出典元:パソナキャリア)

今回の記事では

「市場価値っていうけど、そもそも何かわからない。」

「市場価値の意味は理解しているけど、どのように上げたら良いのかわからない。」

という方向けに大手上場ベンチャー企業の採用担当者の目線で答えたいと思います。

まずは市場価値を早急に高めたいという人は「ミイダス」に登録すると良いでしょう。転職市場の膨大なデータから、自身のスキルやパーソナリティ診断をもとに市場価値の計算を5分で行ってくれるので転職活動の指標としやすいです。また、企業からのアプローチもあるため転職活動を進めやすいのでおすすめです。

そもそも市場価値って?

労働市場における市場価値は需要と供給で成り立つ

労働市場価値とは、「自身の保有するスキル・実績・能力・スタンスに対して、 需要と供給の数で生じる相対的な人材価値」です。つまり、時代や市場が変わればそもそもの基準や求められるものも変わります。

例えば、過去の日本の転職市場で「英語」のスキル(ここでは読み書き、会話も含む総合的な英語を利用するスキル)は使える人が少なかったことから、就活市場においても「留学」という経験が価値として高い状態でした。

一方で2009年以降、日本人留学生の数は大幅に増加し、短期留学も含むとかなりの数の留学経験者が存在することになり、就活市場における「留学」の経験の価値は相対的に見ると下がっていると考えられます。

出典:Education Career「日本人学生の海外留学者数の推移まとめ!」

給料だけで市場価値を考えると痛い目に会う

よく市場価値=年収と考える人は多いと思います。実際に転職市場においては企業側の視点に立つと年収によって、成約した際のエージェントに支払う仲介料が変動するため、重要な要素です。

たしかにコンサルや5大商社の人は過酷な労働環境でスキルや仕事に対する向き合い方も磨かれていることが多いため、第二新卒で未経験であっても価値が高い傾向にあります。

一方で年収に対して実績や能力が低い場合、企業側からすると採用する際にかかるコストが高く、見送るケースが多いです。その結果、コンサルで転職する際はそのままコンサル業界を転々とするケースを良く見ますし、年収を下げられなくてそのままの企業に居続けるケースもよく見ます。

市場価値を考えるには相対的な順位をつけてみる

では年収に見合った自分の市場価値を考えるにはどうしたら良いでしょうか?まずは自分の現在保有しているスキルや実績の価値を考えてみます。

①自分が保有するスキルが市場の何人が保有しているものなのか?(供給全体量)

②自分が保有するスキルは市場の中で何番手に値するものなのか?(供給における価値)

例えば①を考える時に、TOEIC 900点以上というスキルは受験者の3%程度と言われております。2019年度の受講者数が217万4,000人(重複含む)ので約6万5,000人程度と想定されます。

また、①と②を両方考える時に自社の内何位か?と考えるとわかりやすいです。例えば人材系の企業で大半がキャリアアドバイザーになるとしましょう。同期が800人居たとして新人賞を獲得した等の実績がある場合、800人中1位であるということになります。更に業界の新人の母数と自社の業界内の順位が高いと考えると良いでしょう。

ポイントとしては需要が高い特定分野において自分が何人中何人かを考えることです。つまり、市場価値を更に高めるためにはわかりやすく実績を出すことまた、自身が保有しているスキルや実績の価値が高い市場にターゲットを絞って就職・転職活動をするのがポイントとなります。

共通する市場価値が高い人材要件とは?

ではビジネスの現場においてどんな人の価値が高いとされるかを考えていきます。

ここまでは市場価値は需要と供給のバランスによって成り立つため、需要が高い部分でスキルを磨いていき、自分自身の価値が高い市場で転職・就職活動をすることの重要性を説明しました。

筆者が考える市場価値が高い人の共通項は

「いかなる場合でも期待される成果や能力を発揮できる人。また、問題解決能力が高いこと」

です。

これまで採用においてもマネジメントにおいても複数の人を採用~現場で活躍するまで見てきました。新卒と中途で異なる部分としては中途の場合、過去の成功実績を出しているからといって、そのまま成果を出せるかというとそういうわけではありません。

特に中途の場合は、スキルを保有し、一定の社会人としてのポータブルスキルを保有しているものとして、即戦力として見られます。しかし、企業によって求められる各スキルの水準が変わることや文化の違いがあるため、適応しなかった場合、成果を出すまでにかなり時間を要することになります。

中途の場合の市場価値が高いということはスキルや実績を保有した上ではこの「いかなる場合であっても」という前提を理解している人ほど、市場価値が高いと考えております。

また、一般的な問題解決スキルを保有している人は変容力が高いため、成果を出しやすい傾向にあると考えてます。問題解決スキルを細分化すると①理想状態を定義する力②現状を正しく捉える力③問題を分析する力④課題を捉える力⑤打ち手を遂行する力⑥打ち手を管理する力の6種類に分けられると思います。

上記全てができる人は必ず結果を出しており、結果的に市場価値を高めることに繋がると考えます。まずは自身の業務において問題解決の実績を作っていくことが市場価値向上に繋がると考えております。

では市場価値を測るには?

ここまでは市場価値の意味と上げる方法について記載してきました。最後に市場価値の測り方をいくつかピックアップして記載していきます。

ミイダスに登録する

ミイダスは最初に記載した様に5分のアンケートから数万社のデータを通じて転職者の給料、スキルから市場価値を判断してくれるのでおすすめです。更に転職のオファーも来るため見ると良いでしょう。

転職エージェントに登録する

転職エージェントに登録をすると自分自身が労働市場においてどのような価格で値がつけられるかが見られるため、自分自身の相対的な価値を判断することに繋がります。特にビズリーチは市場価値を測ることができるのでおすすめです。

さいごに

いかがでしたでしょうか?転職市場が大きくなりより市場価値が問われる時代となりました。自身の市場価値を高めるために今のキャリアを棚卸し、市場価値を上げていきましょう。

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